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『アスペルガー医師とナチス』とキノコのゆくえ。

昨日はしっかりといたはずのキノコが、今日にはもういなくなっていた。
キノコたち菌類の命は短命だ。
といっても、形を変えるだけで、命はずっと続いている。
ある粘菌なんてアメリカの大地を100キロ単位でつないで生きていたという。
たった一つの粘菌で。
どうやら粘菌というのは動物に近いらしいから、それが縄張りってことなのかしらん?
キノコと粘菌の区別はよくわからないけれど、どっちにしてもこの変態ぶりには恐れ入る。

今日は午前中に図書館、午後から太極拳に行ってきた。
太極拳はゴンブーという足の型が基本。
片足を前に出しひざが足から出ないくらいまで曲げていって、片足は軽く曲げ後ろで支える。
前に7割後ろに3割の重心をかけ、けっこう沈み込んだ態勢となるのだけれど、
わたしはこれが浅くなりやすく、今日も注意された。
そこで気にしていっしょうけんめい出した足を曲げゆっくり深く動いたら、家に帰ってきて
とたんに筋肉痛。
あと最初の型で、足を並行にして立たなくてはならないのだけれど、なかなか平行にならず
しているつもりがなってない。
こうやって細かいところをきちんとやっていくと、あんがいきついのだけれど、
今日はなんだか元気だ。

昨日から『アスペルガー医師とナチス  発達障害の一つの起源』を読み始める。
これもなかなかおもしろい。

ウィーンで第2次大戦前、ナチスが力を強めていく時代に子どもたちを保護・教育
しながら、今でも通用するような自閉症の症例を研究してきたのが
アスペルガーという人だった。
当時のウィーンは、財政的には困窮していたけれど、世界でも屈指の左寄り?政権で、
福祉・社会保障に力を入れていた。
ウィーンだからこそ、アスペルガー医師の研究は進められたといっていい。

自閉症というとカナーという医師の名が浮かんで、アスペルガーというのが
医師の名前だということに、ずっと気づかなかったのが不思議。
でもアスペルガー医師の行為が評価のわかれるものだったせいもある。

優生学に基づいて大人の断種や安楽死が行われたT4という計画は、アウシュビッツの
先例となった。
けれど、ドイツの人たちの反対運動で政府はこの作戦を中止したのだそうだ。
子どもについては大人と扱いが違い、保護したり教育したりして、ただたんに
自閉症のように社会に適応できないという理由から見捨てなかったというのが、
問題を難しくしている。
けれど、判別は最後にされて、ある子どもたちは、安楽死ための施設に送られる。
やはりそこでも社会に適応できるか、情緒があるか、といった基準が設けられ、
選別行為は肯定されているから。

と、ここまで読んだ。
この先はまた後で読む。

今日借りてきた本は市外からのものばかりなので、早く返さなければならないから、
そっちを読まなくちゃ。
でも、読みたい本を買ってくれたり市外で借りてくれたり、図書館は神様だ。
なむなむ。ありがたやー。

by hamuneko7 | 2019-07-30 22:11 | 読んでいる本のこと | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


by hamuneko7
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