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工藤直子の文章を朗読。

今日は日中良く寝た。
あまり悪びれずに寝られたのはいいことかな・・・
あんなに活動的だと思っていたリブの田中美津さんも虚弱体質で、週何日か休まないと
仕事ができないといっていたので、ちょっと安心したかも。
それにどうしたって痛みの強い夜に眠りがとりにくいから、昼間眠くなるのはしかたない。
昼間の方が痛みがないし、でもだるいからついつい寝てしまう。
願わくば、薬を減らして体が軽くなればもうちょっと何かが変わるかな?
でも今はしかたないと思うことにしている。
なにしろ梅雨だから。

昨日は朗読の教室にでかける。
工藤直子の『ともだちは海のにおい』から「ふたりがであった」を練習。
今回は初見で読んだので、練習の時間が足りずまたこれをテキストに再練習することに決まり。

なんにもない静かな静かな海に孤独の好きないるかが浮かんでいる。
あまりの孤独に背泳ぎをしながら星の数を数えている。
だれかと一緒にお茶を飲みたいなぁと思いながら。
すると頭に固いものがぶつかって、それが孤独が好きなくじらだった。
くじらもあまりの孤独にビールが飲みたい気分だった。
いるかが思い切ってお茶に誘うとくじらもビールも飲みましょうと意気投合。
お茶とビールを飲んだ後、いるかとくじらは二匹で大きな海をゆっくり泳いでいった。

こんな内容の文章。
地の文と心のなかの独り言と会話の文の読み方の違い。
あくまでも静かな海の中で起こるちょっとした変化をどう読みかえればいいか。
変化の少ない状況をことばの音、リズムや抑揚や音程・間で聞き手に変化を感じてもらえるようにするって
けっこう難しい。
エッセイよりも繊細な感覚が必要だ。
なかなかうまく言葉をコントロールして表現できないなぁ。
でもそこがおもしろいんだけど。

今日は寝っ転がりながら
デイビット・T・ジョンソン
『アメリカ人のみた日本の死刑』(岩波新書)を読む。

死刑とほかの刑の質が全く違うこと、当たり前だけれど忘れられている。
アメリカには一時期なかった死刑がいくつかの州で復活しているけれど、制度として
他の刑の決定よりもずっとたくさんの手続きを踏まなければならない。
日本では感情的な死刑を求める声が起こる時以外、死刑についての議論があまりにも少ないし、
死刑反対という立場を主張しただけで非難されるという状況。
あまりにも死刑を含めて法律を論議する土壌がなさすぎる。
そもそも復讐を抑えるために法律があるのだから、感情論ではなくて手続きなど法的正当性の問題が
判断基準にならなくてはならない。

わたしだって、大事な人が殺されたら感情は爆発するだろう。
でも、だから私以外の誰かが事件を冷静に判断しなくちゃならないんだと思う。

まだこの本全部は読み終わていないけれど、わかりやすく書かれているしいいたいことは
すっきりしているので簡単に読みたい人にもおすすめ。
ちょっと繰り返しが多いかな?

最近よく本を紹介するけれど、十中八九図書館でリクエストしたものなので、お金は交通費だけしか
かかっていません。ご心配なく。


by hamuneko7 | 2019-07-04 22:12 | 読んでいる本のこと | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


by hamuneko7
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