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『人は科学が苦手』から。

手の手術のあと、だんだん夫に食事の用意をしてもらう日がが増えてきて、
今ではほとんど毎日夫が料理担当になっている。
ありがたいことこのうえない。
それに掃除・整頓はほとんどやっていないから(手を使わないようにしちゃいがちだから)
家事による生産活動に関わる時間とチャンスがぐっと減っている。
影響はふたつ。
・家事で立っている時間・動く時間が減ったので消費カロリーも減り体重が増加。
・何かを作るという活動がへると、生活のなかでの変化や発見が少なくなる。
 (ブログにかける内容も減るし・・・)
  (ただ、何もなくても感じられることはいっぱいあるだろうし、何か具体的なことををするということが
   絶対必要でも不可欠でもない)

ということで、何かしたいなぁと思う毎日。

いま唯一毎日しているのは読書なので、今日もちょっと紹介。

三井誠『ルポ 人は科学が苦手
     アメリカ「科学不信」の現場から』 (光文社新書)

アメリカ他、いま世界中の国で二極化が進んでいるというけれど、アメリカの科学の受け止め方の
二極化をリポートしたもの。

進化論と地球温暖化を否定する人たちがかなりの数にのぼるという事実。
アメリカは宗教国家なので、福音派の進化論否定の立場は、学校教育と政治に直接影響する。
なんとペンシルバニアの大学の調査では、公立学校の理科の教員の60%は進化論が正しいと明言しないとのこと。
進化論を教えているのは28%だったそうだ。
温暖化の否定は産業界にとっては都合のいい話で、環境保護に費用をかける必要がなくなる。
トランプにとって票田の、福音派と大企業の都合は最優先だから今の風潮は明らかにトランプの政策に関わる。

それと、データで温暖化や進化論の正しさを声高に言えば言うほど、人はかたくなな否定に向かうという事実。
すべてが信じるか否かの問題にされてしまって、科学的な事実だという人に対しては、
あなたがそう信じているだけと反論?するという。
まさにフェイク論争と同じ。

アメリカは科学で最も進んでいると言われがちだけれど、マインドはアメリカにたどり着いたピューリタン派の
ままだともいえる。
ディベートとかアメリカ発のものも多いけれど、アメリカのなかでも難儀なことが起こっている。
訴訟社会だというのも、真実を追求するより白を黒と言いくるめる技術が先行しているというのも
なんだかわかる気がする。
自分の信じていることが全てなら。

日本もそれを追いかけていくのだろうか?




by hamuneko7 | 2019-06-29 21:47 | 読んでいる本のこと | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


by hamuneko7
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