人気ブログランキング |

有馬斉『死ぬ権利はあるか』をちょっと紹介。

いよいよ梅雨本番というところ。
雨降り予想が長く続いているのが、なんだかなぁ・・・
わたしはかなりの精度を誇る晴れ女。
ちょっとでも晴れ間が欲しいのです。

今日は本のほんの一部の紹介。

有馬斉
『安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値
    死ぬ権利はあるか』          (春風社)

539ページもある本なので、今問題になっていることをかなり幅広くつっこんで書いている。
わたしには書かれていることがよくわからないこともけっこうある。
「倫理」という分野は勉強が全然足りていないし。
だから、へ~って思った部分を一点に絞って書いておこうと思う。

それは
「障害者のパラドックス」といわれる現状

アメリカのある大学でとられたアンケートによれば、
(健常者151人と身体機能障害者141人との比較)
・他人のことを一般的に好きな度合いは身体障害者の方が高い
・生活の満足度に差はない
・過去ひと月に自殺を考えたことのある人の割合は健常者の方が圧倒的に高い
・生活に困難を感じている割合は身体障害者の方が高い

またほかの州の同様のアンケートでは
・身体障害者180名のうち自分の生活状況に満足していると応えたのは93%以上だった
・自分の学歴に対する満足度は75%以上
・仕事をしている人の中での満足度は75%以上

日本とアメリカでダウン症候群に人たちに行った同様のアンケート結果もよく似た結果になった。
日本国内のダウン症候群886名に聞いたアンケートで、毎日の生活が幸福と応えたのは8割を超えていた。

身体障害者の関係者である医師や第三者は、彼らの生活の質を低くみていたりすることもある。
身体障害者自身も差別的な扱いを受けることがあると感じることもある。

◎本人が幸福であればそれでいいのか?
◎生きるに値するには幸福でなければならないか?
などといった問題もあるけれど、

ともかく身体が自分の自由にならず、他人の手を借りなければ生きていけない存在になったとしても、
その事実と幸福度や生きがいは関係ないということを知っていることは大事だと思う。

こういった問題についてはまたの機会に書けたら書いていきたい。

by hamuneko7 | 2019-06-27 20:27 | 読んでいる本のこと | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


by hamuneko7
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31