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『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ』を読む。

『ザ・へイト・ユー・ギヴ』を読み終えた。
アンジー・トーマス著 岩崎書店 468ページもあるどしんとした本。

アメリカの黒人少年が白人の警官に何もしていないのに殺される事件を
ひとつの物語にしたもの。
主人公は高校に通う黒人系アメリカ人の女の子。
黒人系アメリカ人の住む町に暮らしているけれど、かならずしもその文化に
なじんではいない。
薬やヤクザや暴力的なものは嫌いだけれど、白人の世界とももちろん違うところで
過ごしている。
通っている高校はほとんどが白人ばかりの、でもリベラル系の学校で付きあっている男子も白人。
そしてこの彼氏とも、高校の仲良しともまたどこかベールを隔てたようなところで生きている。
家族のなかでも家族に近い仲間でも、どこでも違和感をもちながら生きている。
ある事件に巻きこまれて、生まれた時から親友だった黒人系アメリカ人の男子を目の前で
殺された。拳銃で撃ったのは白人の警察。
この事件はだんだん大きくなり、最後は主人公が大陪審の席に立つところまで行くが、
けっきょく警察官は無罪。
その判決を受けてまた町では暴動がおこり・・・

生活の中でこういう事件と間近に生きているアメリカの黒人たちのこと。
正義が通らないいらだち・憤り・無力さとか自分の卑怯な面とかいろんな感情のうずに巻かれながら、
いろんな人が今も生きてるんだってことを感じさせてくれる。

DVDもでているのでそのうち機会があったら見たいと思う。

図書館から借りていた『どこまでも亀』というこれもアメリカの若者の日常を書いた小説。
なかみには興味があって読み始めたんだけれど、文中の会話文についていけなくて
途中で放り出した。
金原端人訳だったので、もしかしたら今のアメリカ人の若者の会話を、
その弾丸のようなしかも意味なくおたくっぽくしゃべる感じがそのまんま出すぎていて(訳されていて)
訳が上手だったから、読めなかったのかもしれない。
また時間のある時挑戦してみたい。

腕が痛まないって暗示をかけてるつもりだけど、ちょっともうこれが限界。
右肩と右腕が痛いのでおしまい。

by hamuneko7 | 2019-06-23 17:29 | 読んでいる本のこと | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


by hamuneko7
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