『私たちは子どもに、何ができるか』を読む。

昨日へばった分、今日は11時過ぎまで寝ていたら
元気回復!!
からだってほんとに正直者で、無理やりやろうとしてやっても
全くうまくいかないものが、休息をとってからだを休めたら
いとも簡単にできちゃうってことが、多い。
なんでも無理やりはいいことない。

夕べは読む気が出なかった本だって、今日になったら
すらすら読めてしまった。
(図書館に返さなくちゃならないから。期限が迫っているという
 プレッシャーもある)

前回は
『3000万語の格差
    赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ』
            ダナ・サスキンド著
            明石書店
を読み、今回は
『私たちは子どもに何ができるのか
     非認知能力を育み、格差に挑む』
            ポール・タフ
            英治出版

を読んだ。

今まで出会ってきた何人もの方々に、この本を送りたい
ところだ。
「あめとむち」・懲罰・成績に関わる減点や加点といったインセンティブで
子どもたちを押さえつけようとする人たちに。

『私たちは子どもに…』の本の前書きは、NPO法人『フローレンス』理事の
駒崎弘樹が書いている。
>アメリカのように貧困が蔓延する社会にしてはならない。
>愛する子どもたちのために行動を!
と彼は書く。

さて、この本の「非認知能力」というもの。
これは最近流行のグリット(やり抜く力)・レジリエンス(回復力)とか
粘り強さなど、勉学以前の生きていく力のことだと考えていい。

こういった力は、子どもの頃の生育環境に大きく作用され、ストレスに
慢性的にさらられているこどもには、なかなか身につけられないものだ。
けれど、だからといってこういう力を回復させられないと嘆いても
しかたがない。
周りの大人たちが、子どもたちの環境を整えてあげさえすれば、
適切な関わりあいかたをしさえすれば、獲得できると
ポールは言っている。

だいたいこんな風だ。
 
  やり方はいろいろある。大事なのは温かい真正面から子どもと向き合い
 やりとりすることだ。
  
  帰属意識・安全・安定についてのメッセージ、世界のなかでの
 自分の居場所についてのメッセージ、こういったメッセージこそ
 大事なのだ。

  低所得者層の子どもたち(そういうアイデンティができあがってしまって
 いる子供たち)が、失敗した時、彼らは一番敏感になる。
  ここで大人がどういうメッセージを与えるかが、大きく作用する。
  あなたは今失敗しても、大丈夫。これから頑張れる。そういうメッセージ、
 視線を返すといった些細なことから、付箋にメッセージを書いてレポートを
 返す、といった方法や、やり方はいろいろだ。
  人間関係の中で、勉強することは価値あることだという信念が
 つくられなければ、いくらインセンティブを与えてもその子どもは
 伸びていかない。

こんなことが、段階を追って詳しく書かれている。
なんといっても、懲罰を与えること、ルールを守らせることこそが
一番大事だと信じてやまない大人たちに、そうじゃないよと
伝えたい、
わたしは強くそう思ったわけ。

そろそろ右の親指が痛くなってきたのでこの辺でおしまい。
(親指もほかの指のを使うと連動していたくなる。トホホ。)

これで、図書館に返す本追加!




             



by hamuneko7 | 2018-07-21 14:06 | 読んでいる本のこと | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


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