2016年 07月 31日
小川軽舟を読む。
今まで飲んできた薬をやめて、あっという間に
調子が悪くなっている。
痛い痛いのもどってきたたやんけ~
小川軽舟
『俳句日記2014 掌をかざす』
(ふらんす堂)
日記と俳句を毎日つけるというのはいいなぁ・・・
とすぐに軽く思ってしまうわたしだ。
生活にくっついた句はとくに好きだ。
まだ4月までしか読んでいないけれど。
春めくや水切籠に皿二枚
などなど
この本の中に古今集のこと書いているページがある。
そこを読んだ瞬間、高校の頃のこと思い出した。
わたしは古文の授業が嫌いで、とくに万葉集や古今集など
歌は大嫌いだった。
暗記するものという受け止め方しかしなかったから。
それにこういった句の良さは、あのころどんなに情熱的に説明されても
全然こころ動かされなかったに違いない。
田舎の空と空気のきれいなところしか知らず、
山や川・海のありがたさも知らず、
出会いや別れのことも知らず、
花の美しさも知らず、
土や稲穂や花ばなの香りにも無頓着だった。
生まれた地しか知らない生活で、
宇宙や自然・森羅万象、ましてや生死などわかるはずもない。
小説も苦手で解説書ばかり読む日々だったから。
今、いろいろな人の句を読んで
小説を読んで、
いいなぁと思える自分に(少しだけは)なれてよかった。
調子が悪くなっている。
痛い痛いのもどってきたたやんけ~
小川軽舟
『俳句日記2014 掌をかざす』
(ふらんす堂)
日記と俳句を毎日つけるというのはいいなぁ・・・
とすぐに軽く思ってしまうわたしだ。
生活にくっついた句はとくに好きだ。
まだ4月までしか読んでいないけれど。
春めくや水切籠に皿二枚
などなど
この本の中に古今集のこと書いているページがある。
そこを読んだ瞬間、高校の頃のこと思い出した。
わたしは古文の授業が嫌いで、とくに万葉集や古今集など
歌は大嫌いだった。
暗記するものという受け止め方しかしなかったから。
それにこういった句の良さは、あのころどんなに情熱的に説明されても
全然こころ動かされなかったに違いない。
田舎の空と空気のきれいなところしか知らず、
山や川・海のありがたさも知らず、
出会いや別れのことも知らず、
花の美しさも知らず、
土や稲穂や花ばなの香りにも無頓着だった。
生まれた地しか知らない生活で、
宇宙や自然・森羅万象、ましてや生死などわかるはずもない。
小説も苦手で解説書ばかり読む日々だったから。
今、いろいろな人の句を読んで
小説を読んで、
いいなぁと思える自分に(少しだけは)なれてよかった。
by hamuneko7
| 2016-07-31 22:34
| 読んでいる本のこと
|
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