「うっかり夫人」に感謝。

先日,ある用事で久しぶりに友人にメールを送った。
仕事をとおしての古い友人。
ひんぱんに会う友ではない。

年賀状の話に関連した,わたしの近況について知らせたところ,
すぐに会おうとわたしを誘い出してくれたのだ。

彼女のお父様が,脳の病気をもっていたこと,その介護でさまざまな経験・
苦労をしたこと,お父様が亡くなった時の話と,すべて初めて聞いた。

ちょうどわたしといっしょに仕事をしていた時に,すでに介護をしていたのだということ,
今になってわかったなんて・・・

あの頃,アトピーがひどくなるという彼女自身の話を聞いてはいたけれど,
介護の「か」の字も想像できなかった。
いまのような介護保険があった時代ではないし,福祉制度もかなり不十分だった
はず。

ALSを発症し,24時間介護による一人暮らしができるように運動した人
(女性のなまえがすぐに出てこない。今でもいろいろな人の相談にのって
運動を続けている人)
などが,声をあげだんだんに介護をする側とされる側の連携がとれるように
なってきて今がある。

重度身体障碍者の介護が特別に認められていることは,大きな遺産だ。


でも,そういうところとは全く別に,
名前も知られることなく,身近な同僚にも知られることなく(愚痴も言わず),
家族だけで介護をしていた若い頃の彼女。
そして今のわたしに声をかけてくれた彼女。
頭が下がる。

でも,「うっかり夫人」というあだ名のついていた彼女の「てんねん」なところは
今も健在で,そんな友人を持っていることに感謝!だ。

わたしは何夫人だったっけ?
「うっかり夫人」「ちゃっかり夫人」そのほか5人くらいに「〇〇夫人」と名をつけて
遊んでいた時代。
いっしょに帰ったり,帰りの途中でお茶したり,そんな関係が仕事を通じて
作られる時代は,とうに昔の話。
あの時代があったことにも感謝,と言わざるを得ない。
むかしむかし・・・の話。
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by hamuneko7 | 2015-03-08 08:50 | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


by hamuneko7
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