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ぼちぼちいこか~

salley73.exblog.jp
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早く老いることになった幸せ。

またからだのこと。

ひとつめ。

昨日からできるだけ間食をやめ、お昼ごはんにも
気を使い始めた。
(まだ今日で二日目なのに、こんなこと書いてる・・・)
炭水化物と油を控え、たんぱく質と野菜をとること。

昼間は一人の食事だから、簡単に済ませてきた。
外食はお金がかかるし、家でささっと食べる。
炭水化物中心の食事。
(炭水化物のみ、またはそればかりといっていい)
おまけに早食い。

それを改め、野菜とたんぱく質に少しの炭水化物を使って
ちょっとこぎれいなお昼ごはんにして、ゆっくり食べることにしたわけ。
当然満足度は高い。
これを続けたら、生活がおしゃれにもなりそうだ。


ふたつめ。

7・8年前からからだの痛みが広がってきた。
この1年間くらいは、痛みのために寝ている時間が生活の
三分の二程に拡大。
できることも減ってきて、あぁあ~と思う日が多かった。

でも、薬の副作用はあるけれど、それでも痛みが減って、
ひと山越えたような気がする今、この不調はあんがい財産に
なったようにも思えてきた。

早くから老いを経験し感じ、考えられるようになったこと。
突然やってくる老いの前で、
あたふたしなくてもすむかも知れない。
そして、親の老いに共感をもって応えられる。

できなくなること、思い出せないこと、動けなくなること、
そんな衰えの不安は恐ろしく大きい。

つまらないことだけれど、たとえば・・・
義理の両親の家のテーブルクロスが悪さをしそうだという感じ。
ビニールコーティングしてあるテーブルクロスは、お茶わんや
お皿をずらしにくい。
だからちょっとした拍子に倒れやすいし、お茶わんを動かすにも
手に微妙な痛みを感じる。
さっそく別のクロスを買って送った。

杖代わりに使っているカート。
ここについているカバンのファスナーがとても小さい。

(おしゃれにしたいのだろうが、こういうカートを使うのは
高齢者が多いのだから、もっとつまみやすくて大きなファスナーを
使えばいいのに!)

ファスナーのところにきれいではっきりした色のキーフォルダー状の
ものをつけてあげた。
(義母は、片手が震えていて力が入らないから、だいたいあけっぱなしで
使っていたのだ。)

口のなかが乾燥することの不自由さ。

わたしの場合は病気の症状だけれど、歳をとるとまったく同じことが
おこるようで。
むせたり誤嚥したり。
乾燥しているものや刺激の強いものは食べたいと思わなくなってくる。

わたしはこの頃、朝のパンが苦手になってきて、パンも牛乳に浸して
食べている。
パンでもご飯でも、水分が少ないものは
かんでいると唾液が足りなくなってくるので、すぐに呑み込んでしまう。
それは胃への負担を大きくし、胃痛や胃の不快感などに直結する。
自然と、かむことの工夫や、胃への負担を減らす食事も考えるようになる。

不自由をある程度我慢しつつも、工夫したり、気持ちを落ち着かせるのに
「急がない急がない・落ち着いてゆっくりと」と
声には出さない呪文を繰り返しいうようになった。

いまここでの、ちょっとした気持ちよさやゆったり気分を大事にする
そんなことの積み重ねなんだな、暮らしって、
と思う。

なんて
気持ちに変化が出てきたら、天野忠という詩人・詩に出会う。

同じ時代に生きた石原吉郎とは、20代に出会っていたのに・・・

何かと出会うのは、偶然と運命のようなもの、時間の経過が
必要なのかもしれないとつくづく思う。
これからのもっともっと素敵な出会いを待ちたいと思う
のでした。
Commented at 2015-01-17 08:48
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hamuneko7 at 2015-01-17 09:21
鍵コメさん。お返事ありがとうございました。
またメールさせていただきます。
by hamuneko7 | 2015-01-16 13:54 | Comments(2)

ゆっくり,ゆっくり。


by まるちゃん