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ぼちぼちいこか~

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長崎の事件から。

昨日のこと。
忘れないうちに。

長崎県で起きた高校生殺害事件。
高校1年生の女子生徒が、同じクラスの女子生徒に殺された。

少し前に、
『あやまるのなら、いつでもおいで』という本のことを書いた。
これも長崎の佐世保での事件だった。
給食の時間に、同じクラスの女子児童が殺し、殺された。
(ネットで見ると、長崎の人たちからも、なぜまた同じことが・・・
と残念だと語る人が出ているようだ)


被害者の父親は新聞記者。
「なぜ殺されたのか」という問いに答はない(応えはない)と
語っていた。

今回の事件はどうなるのだろう?
加害者の女子生徒が犯行を素直に認めていることも、
佐世保の事件と同じだ。

児童が殺されたのは10年前のこと。
この高校生は、まだ小さかったころだ。

児童は、小学校のクラスの中では珍しく、バスで登校していたという。
人家もまばらな山の中。
バスは本数が少なく、大好きだったバスケットのクラブ活動も、
夕方1本あるバスに乗り遅れると、帰るには歩くしかなかった。
暗い冬に歩くのは危険だということで、親のすすめで
バスケを辞めざるをえなかっそうだ。
こんな環境もなにかしらの影響を与えたかもと、本の作者は書いている。




もうひとつは、ハンセン病として(らいとして)隔離されていた人たちの
ことについて、わたしはずいぶんと知らないことがたくさんあったと
今更ながら驚いたこと。

元ハンセン病者に詩人が多いというのはなぜか、知らなかった。
わたしの好きな詩人、塔和子さんの位置づけも改めて考えた。
谺雄二(こだまゆうじ)
『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩文集』みすず書房
を、半分くらい読んでのこと。

何のために詩を書くのか、
らいとして(元らいとして)書くべきなのか、
そういったことが「らい詩集団」のなかで議論されている。

谺さんは、闘わなければならないといい続けた。

まだまだわからないことがたくさんある。
by hamuneko7 | 2014-07-28 08:37 | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


by まるちゃん