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ぼちぼちいこか~

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めがねを新調。

メガネを作りました。
花粉から目を保護するためのひさし(?)のようなものが
ついたメガネです。
目の渇きにも対応できそうなので,うれしいかぎりです。
何しろ安かったし。
これで遠くを見るには安心です。
あとは近々用のメガネをどうするか。
夫が,模型作りをする時の保護メガネ(子供用)を買ってくれたので,
それをとりあえずしています。

話変わって。
土門拳の書いたエッセイから,なるほどと思ったところ。

土門拳が友人である詩人(名前忘れてしまいました)といっしょに
歩いていた時の話です。

その詩人が
  「青い空」と詩人なら書いてはいけないんだ。
  「空」という言葉を書いただけで,青い空であることがわかるような
   詩を書かなくてはいけない。
という内容のことをいったというのです。

そうか,わたしが詩を書けないのはそういうことかと納得しました。
反対に,わたしが詩を読めないのは,そういう想像力がないからか
ということも。
詩を読んだら,色やにおいや硬さやいろいろなものを感じ取らないと
ならないのですね。
そう読まないともったいない。

あとひとつは,スランプについて書いていたところです。
何かが違うと感じたり,気が進まなかったりするときは,
自分から刺激を求めないとならないという内容でした。

今のところ,刺激の多い生活は疲れてしまって受け付けません。
映画やドラマやそういったものもズシンとくるものはだめです。
でも,小さな刺激でも生きる上では,あったほうがいいなとも
思いました。

ちょうど昨日のことです。
からだと気持ちがどよーんとして,何もしたくない状態でした。
でも,1日1回は外に出ないとと決心してぶらぶら買い物に出かけました。

空が青いというだけでうれしさがぽっと浮かびました。
秋空に近い澄んだ空の色でした。
帰りには,夕日が雲を金色に染めているのを見てヘルダーリンの詩を
読みたくなり。

小さな刺激にいろいろ感じ取るのが今のわたしにはあっている
ようです。

土門拳も,すばらしい景色に出会っても,カメラではその全貌を
とらえきれないと書いていました。
だからこそ,全貌ではなく近づいて自分の撮りたいところがどこか
はっきりと考え出さなくてはならないと。

小さなものに感動した時のことを言葉で表すことが,わたしの今の
課題かもしれません。


  
by hamuneko7 | 2013-01-26 17:35 | Comments(0)

ゆっくり,ゆっくり。


by まるちゃん